窓の向こうに

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2011年 04月 22日 ( 1 )

救いたい命のこと

数日前のテレビにちらっと写っていた警察官
20km圏内の検問の場所だったと思うが、
「本当であれば守らなければならない人を取り締まり、
闇に紛れて侵入する犯罪者を見逃している、こんな口惜しいことはない」
という意味のことを話していて、今にも泣きそうな顔をしていた。
真っ直ぐに自分の家に向って走っていこうとする一般人を取り締まる。
矛盾に怒りを覚えながらも、どうすることも出来ない歯がゆさか。
警察官も辛いのだろう。


震災から一ヶ月が過ぎた頃、偶然にユーチューブで見た(聞いた)光景。
津波に全てのものが押し流される中、
水や建物の大きな音に混じって、犬のような声が聞こえた。
何頭もの声のようだったが、聞いていられずにすぐに消した。
消したけれど耳に焼きついて離れない。


地震には遭ったけれど津波に流されることなく、
生き延びた動物たちも多くいる。
その沢山の命が今また奪われようとしている。
原発から20キロ圏内立入禁止
ある養鶏所の経営者は鶏舎を開け放したという。
イタチなど野生の動物の餌食になるとは分かっていても、
そのままであれば餓死することになる。
経営者にとっても苦渋の決断だろう。

生活を支えてきた牛や馬、豚、鶏、生活を共にしてきた犬や猫
全てを置いて立ち退けと、政府は言うのだろうか。

昨日、避難所を訪れた管総理は同行の人に守られているように弱かった。
総理を呼び止めて訴えた婦人の声の方が、怒りに震えながらも、強く響いた。


4月22日のわかにゃんさんのブログ
by cyakke-muu | 2011-04-22 18:58 | 東日本大震災