完熟柚子のマーマレード♪

完熟柚子のマーマレード

冬の訪れは完熟柚子を運んでくれる♪
以前から毎年恒例で関東に住む友人一家と、リンゴとミカンの送りっこをしており、
ここ数年、嬉しいことに、ミカンと一緒に完熟柚子が届くようになっていた。

庭先に植えてある木に沢山の柚子が成って、当たり前のように利用していたとか、
ところが津軽では高級品の柚子。なかなか手が出ない。
それが、わっしょいというくらい送られて来るのだから嬉しいことこの上ない♪

今年は柚子の当たり年だそうで、去年より沢山の柚子。
本当に香りがいいです♪



柚子のマーマレードは初めて作るが、
毎年作っている日向夏も柚子の親戚で、まぁなんとかなるべさ、という感じ♪
皮のきれいなものを８個選んで、さあつくりましょ ＾＾



一応ネット検索で柚子ジャム作りの情報を集め、簡単につくる方法を模索。
日向夏のマーマレードを思い出し、ネットの情報を思い浮かべ、手を動かす。

横に回しながら包丁を入れる。種に触らないように注意。
一回りした所でグイッとひねると二つに割れる(アボカドを割る要領)
種は取り出して小鍋に入れ、ペクチンを抽出
果肉を包む袋を優しくつまみ上げ、
煮詰める鍋にポンポン入れていく。
芯の部分は硬いのでハサミで切り取ると楽でした。

お碗のような柚子の皮の内側から筋と白い綿の部分をこそげとる。
計量スプーンが薄くて使いやすく、作業がはかどる。

ここで一旦休息♪
昼食をとり、身体を横にする。疲れたら眠るのが一番で、
いつもは１０分か15分で目を覚ますのが４０分ぐらいは寝ていたらしい（＾＾）
おかげでスッキリして次の作業に進むことができた。



あとは細かく刻んで皮の山を作り、煮詰める前に一度茹でこぼす。
水で2・3度もみ洗いという方法もあるらしいが、今回は茹でる方にした。




すでに果肉の袋を入れてある鍋(チタン)に、刻んだ皮、、果汁、
種から取り出したペクチンも全部入れて白砂糖をまぶし、しばらく馴染ませる。
そして煮詰めに入る♪



果肉の入った袋は薄くて柔らかく、早く溶けるのだろうと推測。
やはり思った通り、煮詰めの時間は短く、４０分ぐらい、
途中で一度砂糖を足し、好みの味に整える。

仕上げに入って夫の登場♪
香り付けにブランデーを少しだけ入れて出来上がり（＾＾）
鍋底をゴムべらで撫でて、スーッと割れる感じ。


瓶詰めも夫の仕事で、こっちにもブランデーを入れて一回し、
熱々のマーマレードをビンに入れ蓋をしていく。
鍋底にちょびっと残ったものをクラッカーに合わせて試食。
初めての完熟柚子のマーマレードは、香り高く、ほろ苦く、大人の味でありました♪