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日向夏と甘夏のマーマレード 2023


マーマレード 2023

今頃だけど、4月に作ったマーマレードのことなど(^^ゞ

先日、5月の花を載せたばかりで、今度は4月のマーマレード♪

どんだけバタバタしてたのかってことだけど、

マーマレードの場合はちょっとばかり訳があって・・・

1月の手首骨折の後

丁寧なリハビリで回復も早く、出来る作業も多くなりつつあった

とは言っても、包丁を持って硬いものを刻む作業が出来るかどうか分からなくて

色々と考えた末に、食べて・刻んで・冷凍を繰り返すことを思いついた♪


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このところ記事としては載せていないが

マーマレード作りは毎年続けていて、年に一度、一年分の量を作っている

と言っても一度に全部を作るのは大変なので3回か4回に分けての作業になり、

今年も4月の半ばから末にかけて3回作ったことになる

1回に使う柑橘の量は

皮を全部使う日向夏が6~8個、果肉を使う甘夏が5個ぐらい

日向夏と甘夏のマーマレード 2023_a0136293_16535733.jpg


日向夏を2個食べてその度に皮を刻んで冷凍しておき

3回目に食べるときにマーマレードを一回作る♪

物凄く贅沢なことのように感じるけれど

日向夏の皮は全部使いきれるし、甘くて美味しい白い綿の部分と果肉は食べて

種は全て冷凍保存してペクチンを取り出すので無駄がない


日向夏と甘夏のマーマレード 2023_a0136293_17230726.jpg

日向夏の皮を刻み、冷凍保存していたものと合わせて2回茹でこぼす

茹でる時間は20分ほど、その後、水にさらすのが15分くらいか

夏ミカンよりも苦みが少ないので、茹でるのも水にさらすのも短い時間で済むような気がする。

口に運んで食べてみて、気にならない程度の苦みが残っていて大丈夫♪


日向夏と甘夏のマーマレード 2023_a0136293_15504484.jpg
水から上げて軽く絞り、鍋に移して甘夏の果肉と合わせ、白砂糖を上に載せて休憩に入る。

昼を挟んで2時間から3時間の休憩をとるのは、立ちっぱなしで疲れるから(^^;

持病(リウマチ)があるのと、煮詰めで手首を使うので

休憩はどうしても必要な時間と思っている。

日向夏と甘夏のマーマレード 2023_a0136293_16502828.jpg

↑ 煮詰めに入る前の状態

皮と果肉と、混ぜるとこんな感じで、マーマレードを作り始めた頃に比べると

甘夏の果肉の量が結構多くなっていると分かる♪

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いよいよ煮詰めに入る。皮は強く絞り過ぎると煮詰まるのが早くなり

ザラッとした食感になるので注意したい。

実は手首が思ったよりも良くなっていて、皮を刻んだりしぼったりできるのが嬉しく

2回目に作った時に調子に乗って絞り過ぎ、ちょっと失敗(^^ゞ

食べてみると味は良いので、まぁいっかぁという感じ



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煮詰めに入る少し前から、種と果肉の袋からペクチンを抽出する作業に取り掛かる

皮の時と同じように二回茹でこぼして(20分ぐらい)

それから水をひたひたよりも少しだけ多めに入れて煮詰めていく

40分から1時間くらいは煮詰めるだろうか

先に種を取り出して、それから全体をステンレスのザルに入れて濾す

種は縦にスッと割れ目が出来て中の白い部分が見え始めるころに取り出す。

そのまま一緒に煮詰めていると白い部分が外に出て濁りの原因になる

煮詰めの作業を続けながら、全部の種を菜箸と穴あきスプーンで取り出す。

熱くて地味な作業だけど、意外と楽しめる(^^)


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果肉の袋と少しだけ入れた白い綿の部分はホロホロと溶けて、お粥のようにになった頃に濾す

残るのは硬い芯や筋の部分だけ

抽出したペクチンを舐めると、毎度のことながら口が曲がるほど苦い(^^;


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びっくりするくらい苦いペクチンを入れて、だいじょぶかいなと思うけど

入れた瞬間から、かき混ぜていた木べらに重みのようなものを感じるようになり

全体がまとまっていくのが分かる、ような気がする♪

なべ底を撫でて底が2秒か3秒見えたままになるころが出来上がり。

熱いうちに瓶に入れるのは夫の仕事で、

毎回、瓶に入りきれずに残ったマーマレードを小さな器にとって

そのままクラッカーに載せて味見するのが楽しみの一つである。ちゃんちゃん(#^.^#)






by cyakke-muu | 2023-06-10 16:48 | 料理 酒肴