「ねこの足(肉球)」の表模様と裏模様
表模様という言葉があるかどうかは分からないけど
こぎん刺しには裏模様という言い方があって
裏もきれいなところから、わざと裏模様を表に出して見せるようになったのか
それとも着古したこぎんを裏返して着るようになって
表に裏模様が見えるようになったからなのか
まぁどっちでも好いのだけれど(^^ゞ
なんとか裏模様を表に出して、どっちも表に見えるようにと、
少々の気合を入れてちくちく・ちくちく頑張ってみた♪
裏模様を表に出してみるのを始めたのは昨年の夏のことで
きっかけは「十猫十色 猫だらけ展」にチャリティ先品として出品したこと
全部を表模様で普通に「猫の足(肉球)」の模様を作っていたのだが
裏模様の方が、ぷにゅぷにゅの肉球のイメージに近いという声が寄せられた^^
それではということで試しに刺したのが次のもの
一枚に表と裏と一つずつ模様を刺して、ひっくり返して裏を見せたのと並べてみた
糸の始末を工夫すれば表も裏もどっちも利用できそうな・・・
そんな面白みもあって、なるほど、こういうのも有りかも~と♪
夏の頃に試しに作った端切れは、それ以来ずっと仕舞いっぱなしで
他の袋物やら何やら小さなものをちょこちょこ作り
そうこうしているうちに夏が過ぎて秋になり
冬が近づいたある日のこと、同居している姑(91才)が入院
ひと月とちょっとで退院できたが、普段の生活がちと変わってきた
特別な介護が必要なわけでもないが、やはり以前とは違ってくる
ということで気持ちがこぎんに向かない日が延々と続いて年を越しちゃった(^^ゞ
結局は何をするのも自分次第という事なのだろうけど・・・
まぁまぁいろんなことに慣れていって
ようやっと、針を持つ気持ちが出てきたというところ♪
練習なので外には出さず、自分用の何かにするつもりの一枚。
それでも「猫だらけ展」を意識して色糸を混ぜてみる
模様は単純だけど、どこで色糸に切り替えるか、何列にするか
裏と表の割合はどうしようか等々
まる二か月の間こぎんから離れていたので、
初めて作る表と裏模様の組み合わせのやりにくさはあっても、
ちくちく・ちくちく針を進めるのが、ともかく嬉しいというか楽しい♪
刺し始めの頃
ずんずんずん~と刺し進んで、端っこが綺麗に決まらないのが何とも悔し~
小物敷きか、袋物か、何にするかはまだ決めていなくて当分はこのまま^^
ここからどう変化させるか、色の組み合わせをどうするか
まだまだ試行錯誤が続きそう♪
刺し終わり、表
裏。糸の始末を模様に沿って斜めにすれば表としても使えそう
元々の表模様が多く見えるので、見ていてなんとなく落ち着くのが面白い(^^ゞ
ついでに、昨年6月に猫だらけ展に出品したこぎんを数点(4年ぶり7回目の開催)
新しく作ったものも、以前のを少し変化させたのもあり(*^^)
袋物(新作)、今回の裏模様のパターンと似ているが、これが普通の刺し方♪
以前から用意していたこぎんで、この配色が好まれたとか・・・^^
ラベンダーをいっぱい詰め込んだ手首クッション♪
猫の足模様の中に大きな肉球♪
以前作っていたものだけど、肉球部部の色をベージュからピンクに変更^^
さて、これからどんなものを作ろうか、ちょっとしたワクワク感あり♪
寝ているHuuにかけたら目覚めて迷惑そうな顔をしてた、ごめんちゃいね(^^ゞ