震災後に始まった「みんなのスイセンプロジェクト」
送ることが出来なかった小さな球根を植えた道路際の花壇で
少しずつ水仙の花が増え始めている
普通に見られる小さなラッパスイセン、八重咲、小輪房咲きの水仙
オレンジや白の大きなカップ、小さなピンクのカップのスイセン
どれもみな水仙プロジェクトに送った球根と同じもの
被災地のどこかで同じスイセンが咲いていると思うと、気持ちもホッコりとする。
震災後、支援やボランティアなど、自分にできることが無いと感じていた時
柳生真吾さんがスイセンプロジェクトを立ち上げた
此処にいて出来ることは少ないけれど、
自分の力で何とか協力できるのが嬉しかった。
庭で咲いている黄色のスイセンの写真を添付してメールを送ると
その日のうちに返信が来た
>来年の春、被災地にこの黄色い花がたくさん咲いたらどんなに素敵だろうと夢見ています。
>実現させましょうね。 一緒にお願いいたします。
その柳生真吾さんが亡くなったという
趣味の園芸のキャスターで親しみを覚え、多肉植物大好きということで益々嬉しく
自然や動植物を大切にしていて、日本も海外も取材で飛び歩いていた筈なのに
初めて自分の椅子を作って貰っているという記事も楽しく読んでいて
それから・・・・・
いまはただご冥福を祈るばかりです。
柳生真吾さんへ、この春咲いた庭のスイセンたちを・・・
鉢やプランターでは上手く咲かなかったティタティタも
庭に植えてから少しずつ花を見せてくれるようになりました。