花の咲かないスターダスト・チヨミを小さな蛸壺に着けたのはいつのことだったか
握り拳よりも小さい蛸壺はたぶん飯蛸のものなのだろう
その側面にびっしりと根が回っている。
少々の水苔を載せて、その上に株を置いたと記憶しているが
今ではその水苔が何処へ行ったのか・・・
握ってみても硬く乾いた根と冷たい蛸壺の感触が手の平へ伝わって来るだけで
水苔の柔らかさなど何処を探しても無い。
何年も花が咲かなかったのに、蛸壺へ着けた翌年には貧弱だが一つ二つ咲いて
花数は少ないものの毎年、それなりに花をつけてくれるようになった。
根っこがカラカラに乾いて、それから水を張った器に浸す。
去年の夏は山草棚に吊るして、水を沢山かけたし、少しだが雨にも当てた。
ダニやカイガラムシなどの予防も兼ねて夏の間のシャワーは有効かもしれない。
何故?・・・って、今年の花数がいつもより多くて、意外と元気だから♪
冬は猫部屋の簡易温室で過ごして、ツボミが見え始めたころから台所へ
そして花が咲き揃った今日、再び猫部屋へ^^
明るい窓辺に吊り下げてパチリ♪
星くずというよりは月のイメージ^^
園芸書では花つきのよい種類と紹介されていて、それが不思議・・・♪
きれいに写せなかったが、上から見ると全体の様子が分かるかも~
猫部屋で咲いているもう一つのデンドロビュームは名無しさん
元々はこの半分以下のこじんまりとした丈だったが
年々育ってこの大きさに・・・、持ってきてくれた人も驚いていた♪
夏に株分けしたものを頂いて、その翌年から花をつけてくれた。
成長が早い、株分けに強い、花つきが良い、病虫害に強い、暑さ寒さにも強い。
なんというか言うこと無しのデンドロさん。
この春できた沢山のツボミ、咲いた花の多さに驚いている。
まるで猫部屋の主のように咲き誇っていて、まぁ~ビックリだわ~(^^)