タツタソウの大株4/26
山野草を集めた小さな段々花壇の上の方で、タツタソウが咲いている。
かれこれ二十年にはなるかも~・・・
当時はすっごい高価な山野草で、植える鉢もそれなりのものが使われて、
どう考えても自分に栽培できる植物ではないと思っていた。
それでも本に掲載されている写真を見ると実物を見たくなって、
ある日ある時、弘前の山野草大好き先生のお庭で、花は終わっていたけど、
一目でタツタソウと分かる鉢を発見!
そろそろ鉢いっぱいに根が張ってきて植え替えの時期に来ている、
半分持って行って育ててみないか。。。と・・・
いつもの明るい調子で、そう言ってくれたのが、今咲いているタツタソウ♪
本で調べられるだけ調べて、鉢植えよりも地植えを選んだ。
横に張る根が充分に伸びられるように、
水はけよく、半日陰か朝の時間の日当たりの場所で強い風を避ける。
イカリソウと同じ条件で、ただ一つ、気をつけるのは
花の時期の植え替えや株分けは嫌うと書いてあったように記憶している。
半分に割った株を貰ってしまった以上、やらねばならぬ(^^)
ということでイカリソウとタツタソウの為の花壇をこしらえた♪
昔々からある花壇を段々に仕切り、山野草用の土を入れる。
下にはゴロ土、上には山野草用土、コンクリートブロックで仕切って・・・
古い花壇というのはこの家が建った時に作られたもので、
築40年を過ぎた家と同じ年数経っている事になる。
その古い花壇に段々を作って、それから毎年機嫌良く花を咲かせ続けている。
株が大きくなるに従って植え場所が狭くなってきた、というか、
南に向って大きくなり、仕切りのコンクリートブロックに突き当たっている。
そこから動かすよりも、今はブロックを取り去り薄い板をはめることを選択。
そうと決めたのは去年ことだったが、作業はこの春。
何とか上手くいって、タツタソウもご機嫌さんで咲いております♪
↑上と同じタツタソウの昨年の開花の様子。2011/4/18
コンクリートブロックを抜いてみると・・・根がぎっしり!4/10
株が上の段と直ぐ下の段と二株あるのでとりあえず上の段を広げるために
境界を手持ちのタイルで仕切ることにした。4/10
紫の芽が見えて、それから暖かくなって一気に花が~^^ 4/24
下の段のタツタソウは、この場所に種が落ちてひとりで育ったもの♪4/25
上の段の大株4/25
こぼれ種で新しく育っているのも同じ株の中にいるようで下手に触れない^^
ブロックの仕切りがあった昨年と、タイルの仕切りにした今年の開花
味気ないコンクリートの段々花壇♪
手前の濃い緑の葉は、福寿草、キクザキイチゲ、ニリンソウなど
このあとイカリソウがワサワサ出てきて、ブロックの仕切りを隠してくれる^^
奥の左に、ちらりと見えている紫がタツタソウ4/25
タツタソウ、種を播いてあまり植え替えせずに育てるのがいいかも~(^^)