どうしようもないくらい雨が続いたあとの上天気(^^)
上手い具合に田んぼも乾いて、あちこちで稲刈りが始まっている。
9月の休日、さて、何処へ行こうかと迷いつつ、決めたのが植物園。
今咲き始めている彼岸花を見てみたい。
前に花の終わりの頃に数本を確認し、嬉しいけど最盛期を逃して残念だった。
今回は花を見よう。その後は温泉に浸かってノンビリと一日を過ごそう。
この暑過ぎるくらいの陽気、半袖シャツで上着も必要なし。
ルンルン気分で弘前へ向う。
稲刈りが始まり、わら焼きスモッグの影響か、岩木山が霞んで見える。
これでは、雲なく晴天でも山の景色は無理だろう。と、独り納得。
真っ直ぐに弘前の植物園を目指していけば良い・・・って、
車が走る方向は・・・岩木山じゃん!!
今日の天気を逃したら今年はもう行けない。
八合目までで良いのだったら、行ってみないか・・・と、言う夫。
ジャンバーも持たずに山の上へ・・・
一瞬迷ったけれど、スカイライン入り口に着いて風があったら止めればいい。
前から、行きたい行きたいと、ぶつぶつ言っていた ア タ シ(^^)
とりあえず、いつもと違う景色を楽しみながら岩木山を目指すことにする♪
雨続きのあと、ようやく始まった稲刈り風景
目指すは岩木山八合目♪
いつもと違うバッグを下げて、余計なものは一切持たずに来た。
その余計な物の中には、胃薬も乾燥梅干しも喉飴も入っている。
これってみんなクネクネの山道を走る時の必需品、というか、
車酔い対策で持って歩いていたもの、
ま、いっか、スカイラインに入ったら後戻りは出来ないけれど、なんとかなるさ♪
正面に見えるのが岩木山の天辺
スカイラインの料金は普通車で1750円
30年前は幾らだったのか、この値段、ちょいと高くないかい?
ぶつぶつ言いながら、こんなに近くなのに30年も来ていないことにびっくり。
前に来たのが雪の回廊のある季節で、ひどい車酔いをした。
目に入るものが雪の壁だけで、そのうえクネクネ道、散々な目に遭って、
それ以来、山の天辺を目指したいけれど、グズグズとためらっていた。
巨木の森の右横に見える小さな立て札は、「熊に注意」と書いてある^^
マァマァなんとか、ひどい車酔いもせずに、八合目到着♪
この車の多いこと! 県外ナンバーも沢山。
ひろい駐車場、リフト、大きな休憩所には車椅子用も含めて、トイレが完備。
右端がリフトの終点で9号目。左端が岩木山山頂
そういえば、登山家の田部井淳子さんが言っていた
「スカイラインでもリフトでも、利用できるものは何でも利用して、
楽に山登りをするようにすれば良い」
中高年の登山者に対してのアドバイス♪
9号目まで行きたいけれど今日はここまで、なにしろ半袖だもんね(^^)
山頂。 よ~っく見ると、天辺の三角や人の姿も確認できる♪
八合目、展望台からの眺め
同じく展望台から鯵ヶ沢方向を観る。
わら焼きスモッグがあるので、空と海との境目が判別できない(^^)
9号目まで行けば津軽半島の上の方まで見えるのかも~。
前に一度だけ行っているけど、忘れちゃった♪
現在地♪ 八合目1247メートル
楽に此処まで来られるのだから、1750円は格安!
9月末のポカポカ陽気は、まるで8月のようだった。
上天気が続いて稲刈りが始まり、わら焼きスモッグのせいで、
海と空の境目が分からないのが残念。
と、言いつつ、ほぼ30年ぶりの岩木山八合目から見える景色はきれいだった♪
途中、ちょっとした寄り道をして、あとは弘前城植物園に向ってまっしぐら
ここは旧道で、百沢街道。立派な松の並木が気持ち良い。
昔懐かしい雰囲気に合わせて、途中で見た茅葺き民家を3軒ほど
岩木山神社近くの民家。角度を変えると岩木山の山頂が屋根の上に見える。
旧、岩木町を走行中、町中で写す。
建物の向い側には土台部分が石造りの立派な蔵があった。
帰り道、藤崎町の信号付近で、いつも見る茅葺き民家♪ やっと写せた(^^)
弘前城植物園。中を歩きつつ、最初に目に入ったのは秋の菊祭りの準備風景
だからなのか観光客の姿が目につかず、ノンビリと歩くことが出来た。
みんな植物園よりも天守閣の方へ行っているらしい。ラッキー♪
そうして、ようやく出会えた彼岸花(^^)v
光線は午前中の方が良いらしく、訪れた昼の時間だと花がちょいと光る感じ。
日当たりの良い場所は丁度満開で、
やや木陰になっている部分はツボミがニョキニョキ♪
まだまだこれから咲きそうな様子が嬉しかった。
同じ植物園内に金木犀の大きな木があるのだけど、まだ香りが漂っていないそうで、
我が家の鉢植えの方が先に咲いたらしい。
育つ土地の条件とか、色々あって、それもまた楽しい。
公園を出て歩き始めたら、お掘りをバックに赤とんぼ^^
行ってから帰るまで、6時間とちょっとのドライブ。
中身が濃い、というよりは、詰め過ぎの月一ドライブでした(^^)/