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スイセンの球根の選別&球根をあげるということ

山草棚の下で乾燥させていたスイセンの球根の選別に入った♪
数はあるけれど小さい球根が目立つ。でもまぁ、なんとかなるだろう。
乾燥した土を払って、軍手でキュッキュッ♪
一つ一つに気持ちを込めて、発送の日を待ちましょ(^^)v

春を教えてくれる庭のスイセン 4月30日
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7月に入って葉が枯れ始め、様子をみながら順次堀り上げ。
乾燥場所は山草棚の下。
春に山草棚を作り直した時、球根の乾燥用に棚下のこしらえを工夫して貰った。
前からチューリップやクロッカスの乾燥場所にはなっていたが、
かごが並べやすく風の通りも良い。
7月7日の状態
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ネットでも球根の大きさや重さが話題になっているが、さてうちのは・・・?
手入れをしていない裏庭など、小球の集まり(^^;
とりあえず土と外側の皮と根っこを取り除き、大中小と分けていく♪
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発送の時期まで、保管しておくのはミャンハウスの中に決めた。
いつもはきれいに調整することもなく山草棚の下に置きっぱなしだったが、
今回はちょっと事情が違う^^
右の棚が球根の置き場所で、左下に見えているのは小輪系の球根
チラリと見えている青い物体は・・・休眠中のコノフィツムなど♪
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大、中、小&極小の各球根。一番多い花が左下♪
白いのは大きさを比較できればと思って置いたフィルムケース。
一日にできる作業時間が少なく、全部の球根を選別するにはまだ2・3日かかりそう。
被災地にスイセンの花が咲く日を想像しながら、ゆっくりと作業を進めよう。
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スイセンの球根をあげるということ。

思うままに花壇に花を植え、手入れが出来ていた頃。
草花と一緒に、増え過ぎたスイセンの球根を近くの小学校にあげたことがある。
用務員のおじさんが近所に住んでいたこともあって、気軽に声をかけることができた。

花の好きな人で、喜んで貰ってくれたのだが、なにせ半端な数ではない。
猫車(手押しの一輪車)に何杯もの球根を運ぶうちに
用務員のおじさんがニコニコしながら一言・・・
「いや~、もう沢山だよ。煮て食うほどあるもんなぁ」
一緒に大笑いして、そうして、残った球根を裏庭に植えることにした。

裏庭に一列に溝を堀り、残った球根を植えながら、ハッとした。
あれだけ沢山の球根をおじさん一人で花壇に植えたのだろうか。
もしもそうだとしたら、どれだけ大変な思いをさせたことだろう。

翌年の春、学校の花壇や道路際などに沢山のスイセンが列をなして咲いていて、
それはとてもきれいな景色を作っていたが、
やはり用務員のおじさんが一人で植えたらしいことを後で知って、
申し訳ない気持ちになったことをいまだに思い出すことがある。


今回のスイセンプロジェクトは、一方的にあげるのでなく、
植えることも含めてきちんとした計画や、
参加協力してくれる団体・個人が沢山いるのが素晴らしい。

柳生真吾さんの
「一緒にがんばりましょう」「ここに植えてと要請があれば喜んで行きます」など、
頼もしい言葉が人の気持ちを動かしているのかもしれない。
被災地の瓦礫の中を歩いて歩いて、そうして出会ったスイセンの黄色い花に、
どれだけ力強さを感じたのか、想像すると胸が熱くなる。
私は植えに行くことはできないけれど、一つ一つの球根に気持ちを込めて送ります♪

スイセンプロジェクト

十数年前に裏庭に植えたスイセンがこれ(^^ゞ
花が少なくて、球根は小さいものが多かった。恥ずかし~~♪
送る球根の大きさ(重さ)は一個が20グラム以上が目標♪
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by cyakke-muu | 2011-07-24 15:28 | 花 庭の四季