庭にツルバラが二本植えてあって、
一本は30年以上にもなる、コクテールに似たクラシックなバラ。
もう一本は十数年前に買い求めたスノーなんとかという小輪房咲き。
アーチ仕立てにして、最盛期は白い花で覆われて見事だった。けれど、
あまりにも勢いが強過ぎて、こちらからはバラ花壇の様子も見えにくくなってきた
通路にも枝が伸び放題になり、もちろん手入れを怠ったせいなのだけれど、
思い切って場所を替え、仕立て直すことにした。
アーチ(と言っても農業用ハウスの支柱です^^)の反対側に植えよう。
だけれど、大きなままではまた、いっぱいいっぱいになってしまう。
ということで本体は農家の友人宅に移植。
こちらは枝を挿し木して、苗からやり直そう。
そう決めたのが2009年初夏のこと。
モリモリと咲いているツルバラの移植は、時季外れの作業で、
強いバラの木といってもかなり無理なことをしたと思っている。
夫とその友人と二人で移植の作業。私は二階の猫部屋から・・・(^^)
画像1~4は2009年6月29日
アーチからバラを外し、アーチそのものも脇に置く。
かなりの大株で作業も大変そう。
手際よくツルバラをまとめて、堀り上げ作業に入る
根の部分を渇かさないように丁寧に包み込んでいく
この後、軽トラックに積んで友人宅へ。
元に戻したアーチ。主を失ったような、なんとも寂しい風景。
今考えれば先に挿し木苗を作っておけば良いものを、
なんというか、思いつくままと云うよりも気持ちに余裕がなかったのかも・・
花はこんな感じで、ピンクがかったツボミが咲くと可愛らしい白バラに
サマースノーという品種に似ているけれど、正確な名前は???
十数年前、十和田湖湖畔にあるバラ園で購入したもの。
2011/6/21
友人宅に移植したバラは、作業小屋の壁面を飾りたいと話していたけれど、
翌年の花は少なくて、その一年で力を蓄え、今年は勢いを取り戻して、
壁面仕立てで沢山の花を咲かせていると云う♪
待ちわびたツルバラの写真を届けてくれたのは一昨日のこと。
見事に壁面仕立てになっていて、来年・再来年の開花も楽しみになった^^
花の時期の大株の移植は、バラにはかわいそうだったけれど、
見事に再生してくれた友人に感謝!
2011年6月23日(友人宅の作業小屋、壁面仕立て)
壁面仕立ての他にも面白い育て方をしていて、それがこの画像。
同じ小輪房咲きのツルバラが右の樽。コクテールに似たツルバラが左の樽。
両方とも我が家のバラを挿し木したもので、こういう風にどこかで増えていく^^
ツルバラを大きな樽に植える発想がなんとも楽しい。
ところで我が家は、というと、去年挿し木苗をアーチの向こうに植えて、
今年ようやく、少しだけいい感じに伸びてきていて、
このあと太いシュートがビューンと出てくれると嬉しいのだけれど・・^^
蕗やミョウガが侵入してきて、これは、かなり抜きましたです。
アーチの下には、10年程前と同じようにシランを植え、それがよく増えている。
手前はシラン、向こうは白花のシラン♪
アーチにはヒバの木で間隔がいい感じに開くように、夫が工夫してくれた^^
伸び始めたツルバラ♪
蕗とミョウガが入り込まないようにしているけれど・・・かなり手強い。
まだ1メートルに満たないツルバラだけど、来年を楽しみにしていいかもね(^^)