風も無く穏やか。
明日からまた少し冷え込むとか、暖かいうちに大文字草への水やりを済ませる。
既に新芽が動き始めていて、来月早々には植え替えないと・・・
震災の報道や救援物資の情報などを見続けていて、
まだ何もできていないことに、もどかしさを感じる。
ずいぶん前の、普賢岳の火砕流の時だったか、
それとも岩手県沿岸の山火事の時だか忘れたが、
山のような救援物資の服の中から懸命に探している人がいて、
なにも見つからずに、その人が呟いた言葉をマイクが拾った。
「なんにもねぇ。みんな小さい、普通サイズしか無いのか・・・」
沢山の衣料があっても、その人が着られる大きなサイズが無かったらしい。
それ以来、大柄な夫の着古したトレーナーなど全て保存してある。
袖口が破れてはいるけれど、こなれた綿のトレーナーは着やすく、
外での作業の時など、いまだに引っ張りだして着続けているものもある。
捨てられないもの、新しくても他に回さずとってあるものにタオルがある。
破れたり、相当に薄くなったものはウエスにするが、
それも使ったあとは捨てずに洗って、また使っている。
大きめのトレーナーや、タオル類、毛布、冬物衣料などもあって、
いつか役に立てればと思っているのだけれど、
いまだに手だてが無い。
県が一まとめにするとか、宅配便が一役買うとか、もう少し調べてみよう。
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宅配便はまだ集配にも来ていなくて、よほど燃料不足が響いているらしい。
牛乳は岩手県の乳製品製造工場が稼働し、毎日の生乳廃棄は無くなったとか、
ただし22日以降は未定でまだ混乱が続いている。
3月26日追記
つがる市でも救援物資の受け入れが始まり、届けてきました♪
まだボックスティッシュとバスタオル&タオル限定。
タオルは新品か状態の良い洗濯済みのものだそうです。
受け付けにはポツポツ救援物資が集ってきていて、仕分作業に忙しそうだったとか。
宅配便も集荷が始まったが、宮城、福島、岩手は営業所止め。
生鮮品はまだ当分受け付けられないという。
水道の放射能汚染が報道されるようになり、
「関東の孫に水を送りたいので丈夫な段ボール箱をください」というお客さんがいた。
店のタバコの棚は売れ筋のものから無くなって寂しい限り。
「なんでも良いから410円のタバコをちょうだい」というお客さんがいて・・・
いつになったら元の状態になるのか・・・
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いまできること、のんきだけれど、庭の春のお届け♪
自然実生で増えた福寿草が、ようやく咲きだした。
蟻が種を運んだのか、それとも枯れ葉と一緒に運ばれたのか、
庭の片隅で増えているのが嬉しい。
玄関前の花壇に植えたものも咲き始めている。
少しずつだけれど花弁の形や枚数にも変化があって、これから咲き進むのが楽しみ。