窓の向こうに

cyakkemuu.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

サモダシ(ナラタケ)のシオカラ

ナラタケ(津軽の地方名サモダシ)のシオカラ
昔々からの懐かしい味。
秋の味覚、キノコが採れ始めると、シオカラが食べたくなる。
シオカラといってもイカの塩辛等とは全くちがうもので、
良く知られている食品で似ているものというと、
北海道の松前漬けを想像してみると良いかもしれない♪
簡単にできて冷凍保存も利くので長く楽しめる
ご飯にも、お酒にもピッタリの一品である。


ナンデシカ・・・? これはナンデシカ・・・?
実家から採れたてのサモダシが届いた時、不思議そうに並んでチェック^^
サモダシ(ナラタケ)のシオカラ_a0136293_16154421.jpg



山の恵みそのものという感じのキノコの様子。
松葉や枯れ葉もおまけに付いてくる♪
サモダシ(ナラタケ)のシオカラ_a0136293_1616570.jpg



調整し塩水に浸して洗ったあと、酒少々を振りかけて蒸し煮。
汁ごと冷凍保存し、菊の花の出番を待つ。
サモダシ(ナラタケ)のシオカラ_a0136293_16164037.jpg



サモダシよりも少し遅れて菊の花を貰うチャンスが訪れた。
(秋の味覚は頂き物が多くて嬉しいデス^^)
菊は花びらだけを外して茹であげ、水にさらしておく。
サモダシ(ナラタケ)のシオカラ_a0136293_1617011.jpg



菊を茹でている間にスルメ一枚と出し昆布を刻む。
スルメも昆布も固く、結構な力がいるので今では夫の分担になっている。
自分が作っていた時よりも大きな切り方で、むしろこの方が良い味かも^^
サモダシ(ナラタケ)のシオカラ_a0136293_16172447.jpg



キノコも細くカットし、それに茹でた菊と刻んだスルメ&昆布を混ぜる。
サモダシ(ナラタケ)のシオカラ_a0136293_1617464.jpg




味付けは酒と醤油のみ。
好みで味醂などを入れるのも良いと思うが、
キノコ、スルメ、出し昆布と、全部が良いだしを持っている食材なので、
あっさりと仕上げた方が断然おいしい♪
サモダシ(ナラタケ)のシオカラ_a0136293_161829.jpg



ちょこっと小鉢に盛りつけてみました^^
あわせて2・3時間後には美味しく食べられますが、
実際には一晩おくとそれぞれの味が染み込んでより美味しくなり、
スルメも昆布も柔らかく戻ります。
キノコから出ている汁が多いように感じても、スルメと昆布が吸って丁度良くなります。
粘りが足りない時は、細かく刻んだとろろ昆布を入れてもOK♪
美味しい肴&おかずになること間違いなし。
この状態(一晩おいてから)で小分けして冷凍するといつでも楽しめます。

サモダシ(ナラタケ)のシオカラ_a0136293_16182169.jpg



072.gifもう少し詳しく紹介したHPのページはこちらからどうぞ
by cyakke-muu | 2010-10-19 17:07 | 料理 酒肴