窓の向こうに

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スズメの餌台の下に子猫が・・・

スズメの餌台の下に子猫が来ている。
初めて確認したのは8月29日、午後のことだった。
コソコソと隠れるでもなく、どことなく人懐こい感じもしないではない。

そして、今朝もまたスズメの餌台の下にやって来た。
餌台からすぐ、ブロック塀の向こうはバス道路で結構な数の車が通るが
車の通り過ぎる音にも平気。店のチャイムも道路を歩く人の気配にも動じない。

回りの音や人の気配を気にすることよりも、まず食べるのが先なのだろう。
餌台の下にはスズメが残したパン屑が散らばっている。
先日の雨の時に外にこぼれたものや、今日持って行ったばかりのもの、
細かく探してはクチュクチュと口を動かしている様子が伺える。

生まれてから3~4ヶ月くらいだろうか、
かわいそうにと思う。
手を差し伸べたい衝動に駆られるがぐっと我慢。
猫用のドライフードを持っていくのは簡単だが、
その瞬間から子猫への責任が生まれる。

ミャンハウスを子猫に提供したら冬は越せる筈だが、
子猫が大きくなればスズメの餌台は猫の餌場になってしまう(^^ゞ
ここまで大きくなったのだから、なんとか一人で生き延びてほしい。
ぐだぐだとしょうも無いことを考えていたら、思いがけなく子猫の情報が入ってきた。

この子猫は数日前に、
少し離れたところにある魚屋さんの前に置いて行かれたという。
魚屋さんの近くにいれば食べるものに不自由しないと思ったのだろうか、
Meeと兄弟のように、ここで十数年を過ごしたBeeは
乳離れするかしないかのうちに村の地蔵堂に置いて行かれた猫だった。
どちらも、せめて食べ物の近くへと考えたのだろうが、
その人が小さな命を捨てたことに変わりは無い。

この子猫。魚屋さんの前から移動して、猫好きのお宅で一度は餌を貰ったらしい。
その次には、家が恋しかったのだろう、近所の家に2回入り込んで
しかし、犬を飼っているので追い払われたと、そこまでの事が分かった。
そしてスズメの餌台の下に来たのだろう。

時々、庭を通り過ぎる猫がいて、姿を見る度に元気で良かったと思う。
秋口にお腹が大きいと、冬を越せるだろうかと心配にもなる、
この地域にきて、それからの事情を知ってしまったこの子猫。
強く生き抜いてほしいと思う。 がんばれ子猫、負けるな子猫、
もどかしいが、窓の内側から、そう思うことしかできないでいる。



初めて姿を表した時。子猫だが精悍な様にも見える。
なめらかできれいな被毛は元気な証拠か^^
スズメの餌台の下に子猫が・・・_a0136293_13424949.jpg



いったんミャンハウスへ入ったように見えたが、
直ぐに出てきて、入口付近でしばしの時を過ごす。
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今朝の子猫
先日の大雨や雷の時をどこでやり過ごしたのか、身体はきれい♪
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不思議な魅力の子猫
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今日は朝と午後の2回、餌台の下をうろちょろ。
そういえば数日前の夕方、スズメの餌台に餌を置いたのに、電線の上で
ジジ・ジュンジュン・ジッジッジッと警戒の声を出し続けていたっけ。
もしかしたらその時から子猫がいたのかもしれない。
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072.gifスズメの餌台の下に子猫が出没している。
餌台から外にこぼれたパン屑が散らばっていて、それを食べているようだ。
手を差し伸べたいが、ぐっと我慢。なんとか生き延びてほしいと思う。

by cyakke-muu | 2010-09-02 15:22 | 雀の餌台 野鳥