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ハクモクレンと庭の一等地(^^)

庭の一等地のこと

ハクモクレンは庭の一番奥に植えてあります。
隣家との境に小道があって、その内側にレンギョウの生け垣を作り、
側にハクモクレンを植えました。20数年も前のことです。

ハクモクレンを植えられるようになるまでは結構いろいろあって、
元は湿地のような場所なので、雨が降るとなかなか水が抜けません。
日本海中部地震の時は流砂現象を起こしました。

梅雨時はいつも水が溜まっている状態で、
何を植えてもだめならばと、里芋を育てたこともあります(^^ゞ
そこに思い切って山の土を入れて、高低の差をつけ、
低くなった所に水を溜め、更に水路を作って外に流す工夫もしました。
その一番低い所に植えた水芭蕉が、今年は沢山の花をつけました♪

山の土を入れた後に植えたのがハクモクレンです。
その他にナナカマドやボケ、夏椿、レンギョウ、月桂樹、藤
山野草ではシラネアオイ、エビネ、サクラソウなど
食べられるものではキウイ、ブラックベリー、房スグリ(^^)v

やっかいだった場所は数年で庭の一等地になりました。
更に月日は経って、いま残っているのはハクモクレンほか数本の木のみ。
山野草は殆ど姿を消し、キウイも無くなりました。

手入れをしなくなってからはヨモギとスギナが緑の絨毯を作っています。
それでも春が来ればハクモクレンが木いっぱいに花を咲かせ、
ひょろりと背の高くなったボケの花が赤い花を見せてくれます。

初夏の頃には踏み込めないほどに草が生い茂り、
二階のネコ部屋から、チラリと夏椿の花が咲く様子を見るだけです。

そんな風になっていても、未だに庭の一等地と呼んでいて、
今年は無くなってしまった幾つかの植物を復活させるために
手入れをしてみようかと思いをめぐらせている所です。



午後の日を受けて咲くハクモクレン
ハクモクレンと庭の一等地(^^)_a0136293_154114.jpg



ボケは2種類植えてあって、
秋には黄色い実をつけ、その実で作る果実酒の美味しかったこと♪
他の木が高くなり、日当たりが悪くなったとたん
実ができても黄色く色づく前に落ちてしまうようになった。
そうなると特有の良い香りも無くなり寂しい限り。
ハクモクレンと庭の一等地(^^)_a0136293_1545238.jpg




房スグリだけは元気に花を咲かせ、実をつけている。
初夏に作る「庭の恵のジャム」の準主役(^^)/
ハクモクレンと庭の一等地(^^)_a0136293_1552223.jpg



一等地の手前の花壇との境目に作った雪柳の生け垣
この下では一人静、イカリソウ、クマガイソウなどが花を咲かせる
ハクモクレンと庭の一等地(^^)_a0136293_1555316.jpg




庭のそちこちに散らばる椿。
昔々、ここに来る前からあったのはピンクの乙女椿
花友達からの頂き物や実生から育てたもの、
どうしても欲しくて通販で購入した白椿、
屋根を越える高さから、50センチ程のちいさなものまで色々♪
ハクモクレンと庭の一等地(^^)_a0136293_15122133.jpg



今朝のハクモクレンとボケの花
風が強くて木が揺れ、スズメのさえずりもよく聞こえません(^^)

by cyakke-muu | 2010-05-06 16:58 | 花 庭の四季