窓の向こうに

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今年の干し柿に楽しみが一つ♪

津軽の風とお日様と、ついでに吹雪も手伝って、美味しい干し柿ができた。
もう何年作り続けているだろう。
甘いものは苦手だけれど、干し柿は好き。
固過ぎず柔らか過ぎず、自分の好みの仕上がりに作ることができるので、
一山、二山の柿の皮むきも苦にならない。

以前はミャンハウスの入り口に下げる分だけ作っていて、
雨が降れば中に入れ、天気が良ければ表に出す。
仕上がりが近くなれば、朝晩、ミャンハウスから出したり入れたり・・・

そんなことを繰り返しているうちに、ふと気がついたのは山草棚
左端っこには多肉植物を置いてあり、雨よけをかけている。
これを利用しない手はあるまい。
というか、何で今まで気がつかなかったのか不思議でならない(^^)v

ということで皮を剥いてビニール紐に10個ずつ括り着け、
上からぶら下げたら後はそのまま、風と太陽が仕上げてくれる筈・・・だった




11月23日 吊り下げて3日めの柿
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12月16日
干し上がりが遅くて心配になりかけた頃、急の寒波がやってきた。
吹雪にさらされ、一番下の柿は雪に埋まっている^^
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上の方の柿にも雪が吹きつけられてご覧の通り。
柿の下の部分の滴を舐めてみたら、すっごく甘くてびっくり。
だけど、渋が完全に抜けているわけではない、さてどうしたものか・・・
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12月23日
吹雪がおさまり寒波が去ってまた良い風が出ているが、
思い切ってストーブのある居間に干すことにする。
渋が抜けて食べられる状態になってからは部屋に持ち込むが、
それ以前にこういう状態になったのは初めてのこと(^^)v
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今年の干し柿のでき具合は上々で、なんというか私には甘過ぎるところもあり^^
状態の良い頃を見計らって少しだけ冷凍保存し、
あとは順繰りに食べていく。固いのは私、柔らかくて大きいのは夫。
好みが微妙に違うと、出来上がりがバラバラでも同じように楽しめる
最後は殆ど同じ状態のものが残って、これもまた楽しい。

そして今年の干し柿にもう一つの楽しみが加わった。

7・8年作り続けているカスピ海ヨーグルトのほかに、
最近になってケフィアヨーグルトの種を頂く機会があり、作り始めた。
出来上がってみると、こくがあって美味しいが、
カスピ海ヨーグルトには無い、ほんの少しの癖がある。
直ぐにブルーチーズの香りに似ていると思った。

出来上がったヨーグルトをキッチンペーパーにあけ、網に入れて一晩吊るし、
水分(乳清)が抜けて固まったものは殆どチーズのようだ^^
柿とチーズはよくあう筈だというので思いついたのがこの食べ方。

干し柿のヘタを取り除き、中の果肉を少し取り出す。
取り出した果肉の代わりに、固めたヨーグルトを入れるのである♪
暮れの忙しい時に、とは思ったが、
思いついてしまったら作ってみないことには落ち着かない。
小さなスプーン、木のバタベラ、箸、調理バサミ・・・

ままごとのような楽しさがあって、作って食べて、
私には甘過ぎる干し柿が、丁度よい甘さになり、
チーズのようなヨーグルトとの相性もよく、
もしかしたら今年の手作り味のホームランではないかと、うふふの気分♪



ケフィアヨーグルトの水分を抜いたものと干し柿
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干し柿のヘタを取り、取りきれない部分は調理バサミを使う。
小さなスプーンで果肉をすくい出し、ヨーグルトは箸で入れた^^
とっておいたヘタの部分を戻すと元の形になり、
どういうものか説明をしないと、ただの干し柿である♪
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どうみても干し柿なのだけど・・・
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割ってみるとこんな感じで、食べてみれば
和菓子と洋菓子の間のような、微妙な良いお味でございます^^
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南向きの山草棚の左端に雨よけをかけた多肉植物のコーナーがある。
冬を控えて住人たちは二階の猫部屋へ引っ越し、
そして干し柿作りの場所となる。
津軽の風とお日様と、急な寒波で吹雪のおまけまで付いて
甘くて美味しい干し柿が出来上がった(^^)

by cyakke-muu | 2010-12-29 16:20 | 料理 酒肴